【メタトレ開発レポート】一部機能を先行でチラ見せ!
土木建築現場を進化させるコンテンツ。
「若手を育てたい。でも、現場も忙しいし、教える時間がとれない…」
「安全面を考えると、初心者にいきなり実機は使わせづらい…」
私たちは、建設業界が抱える「若手育成の難しさ」「安全で効率的な技能習得の場の不足」という課題を解決するため、共同開発パートナーの皆さまと共に、新しい建機操作のシミュレーションの形を模索しています。
本記事では、その開発背景の一部や最新状況をお伝えします。
👉メタトレ全体の詳細はこちら
埋設管まで配置できる!「フィールドカスタマイズ機能」
メタトレは、これまでのシミュレーターでは実現が難しかった
より直感的で実機に近い操作感、リアリティある作業現場の再現を目指しており、
2026年6月に発売予定です。
それらを実現する機能の一つ、「フィールドカスタマイズ機能」についてご紹介します。

フィールドカスタマイズ機能とは、ユーザーが研修シナリオを自由に作成できる機能です。
例えば、一見何もない地面でも地中に水道管が埋まっている場合、ショベルカーでの作業ではそれらにも気を配って作業しなければなりません。
つまり、「掘ってはいけない場所がある」「作業には慎重さが求められる」といった
実際の現場で起こり得るリスクや注意点を、事前に体験できるのです。
初心者の技術習得だけでなく、災害時など特殊な状況のシミュレーションにも対応可能です。
現在、メタトレは製品構成の確定フェーズに入り、11月以降も精度を高めながら、ユーザーが扱いやすいUI/UXの設計を進めて参ります。
ベンチャー助成金に採択され、開発加速中
「メタトレ」は、当社の「クリエイティブ×デジタル技術による社会課題解決」という理念と、
地域産業の発展に寄与する取り組みが高く評価され、2025年度のひろしまベンチャー助成金に採択されています。
この支援を受け、開発スピードとプロダクトの完成度はさらに向上しています。
α版をパートナー企業にて提供中



現在共同開発パートナー各社にて順次提供中であり、現場のフィードバックを活かしながら、機能改良を重ねています。
メタトレの実証や販路拡大まで、それぞれの強みを活かした協業体制がプロダクトの完成度を大きく引き上げています。
引き続き、皆さまとともに最終仕上げへ向けて歩んでまいります。
ただのシミュレーターでは終わらない
「未来の現場力を、ここから。」
メタトレは、ただのシミュレーターではなく、
次世代の“建機トレーニング標準”を目指すプロダクトへと進化しています。
来年6月の正式発売に向けて、さらなる情報を順次公開してまいります。
引き続き、建設業界の学びを、より安全に・もっと効率的にすることを目指し、「メタトレ」の開発を続けています。
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